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不登校の昼夜逆転は放っておいてよい?厚労省の睡眠ガイドで整理

登校が難しいほど続くなら早めに医師へ

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読者

夜ふかしが続いて、朝がどうしても起きられません。このまま様子を見てよいのでしょうか。

さとこ

同じことが気になって、厚生労働省の睡眠ガイドの原文を読んで確かめました。

この記事でわかること
  • 昼夜逆転を放っておいてよいか
  • 夜ふかしが続く4つの背景
  • 家庭でできる工夫と、医師に相談する目安
目次

不登校の昼夜逆転は、放っておいてよい?

朝寝坊が長く続いて登校が難しくなる状態は、睡眠・覚醒相後退障害と呼ばれ、厚労省のガイドはできるだけ早い医師への相談を勧めている

厚生労働省の睡眠ガイドには、昼夜逆転に近い状態の説明があります。

夜ふかしと朝寝坊が長く続くと、遅刻が増え、登校が難しくなることがある、という内容です。

この状態を「睡眠・覚醒相後退障害」と呼びます。

睡眠・覚醒相後退障害(すいみん・かくせいそうこうたいしょうがい)

体内時計が後ろへずれ、眠るべき時刻に寝つけず、起きるべき時刻に起きられなくなる睡眠障害です。

思春期や若年成人に多い、とガイドにあります。

ガイドは、自分の意志だけでは抗えなくなった結果とも考えられる、と書いています。

登校が難しいほど続くなら、できるだけ早く医師に相談するのが重要、とガイドにあります。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」のこども版と睡眠障害の節より(2026年11月3日確認)。診断は医師が行うもので、この記事で判断はできません。

なぜ昼夜逆転になる?夜ふかしが続く4つの背景

夜ふかしの背景は、思春期の眠気の遅れ、夜遅くまでの活動、休日の朝寝坊、朝食を抜くことの4つ

ガイドは、夜ふかしの背景をいくつか挙げています。

ガイドが挙げる背景

思春期睡眠のホルモン(メラトニン)の分泌開始が遅れ、夜寝る時刻が遅くなる
夜の活動勉強・友人・デジタル機器などで夜遅くまで起きている
休日の朝寝坊午前中に日光を浴びにくく、リズムが後ろへずれやすい
朝食朝食を抜く習慣は、リズムが後ろへずれるのを促すと報告されている

出典:厚生労働省の睡眠ガイドより(2026年11月3日確認)

お子さんの意志や性格の問題とは、書かれていません。

文部科学省の令和6年度の調査には、学校が把握した事実として「生活リズムの不調に関する相談」があります。

小・中学校で25%、高等学校で26.2%です。

文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等調査」令和6年度の数字です。不登校の子の学校の把握で、原因を表す数字ではありません。

昼夜逆転の治し方は?家庭でできる工夫と、気をつけたいこと

家庭でできる工夫は、朝の日光、休日も同じ起床時刻、朝食、寝室にデジタル機器を持ち込まない、寝る直前の運動を控えること

ガイドが挙げる工夫は、特別なものではありません。

家庭でできる5つ

1朝にカーテンを開け、日光を浴びる
2休日も、いつもと同じ時間に起きる
3朝食を食べる
4デジタル機器は寝室に持ち込まず、電源を切って別の部屋に置く
5寝る直前の激しい運動は控える

出典:厚生労働省の睡眠ガイドより(2026年11月3日確認)

睡眠時間の目安は、小学生が9〜12時間、中学・高校生が8〜10時間です。

朝起きられないときは、家族がカーテンを開けて光が入るようにする、と書かれています。

気をつけたいこと

  • △ 無理に起きても、強い眠気や倦怠感など心身の不調が出る
  • △ 明け方に眠り夕方近くに起きる重症例では、明け方の光を避ける
  • △ 家庭の工夫で改善しないときは、医師に相談する

厚生労働省の睡眠ガイドより(2026年11月3日確認)

起こし方をがんばりすぎると、親子とも疲れてしまいます。ガイドの範囲で、小さく試すのが現実的です。

いつ医師に相談する?目安と、ほかの病気との関係

登校が難しいほど朝起きられないときや、家庭の工夫で改善しないときは、医師への相談がすすめられている

ガイドは、相談の目安をいくつか書いています。

様子ガイドの書き方
登校が難しいほど、朝起きられないできるだけ早く医師に相談
家庭の工夫で改善しない医師に相談
起立性調節障害との合併睡眠・覚醒相後退障害の6割近くに合併と報告

二次的に、学業の遅れや友人関係の障害が進みやすいため、早めがよいとされています。

どの診療科にかかるかは、ガイドには書かれていません。

かかりつけの小児科や学校の養護教諭に、相談先を聞くのは、当サイトからの一案です。

スクールカウンセラーに、まず話してみる道もあります。

診断や治療は医師が行います。この記事は、診断や治療の代わりにはなりません。

昼夜逆転でも、勉強はどうする?学び方と出席扱い

睡眠のリズムを先に整えながら、短い時間から学び直し、出席扱いの制度も確かめる

眠りのリズムが乱れている間は、学ぶ時間も不規則になりがちです。

順番としては、睡眠を整えることを先にして、勉強は短い時間から戻すと、続けやすくなります。

これは当サイトの整理で、ガイドに書かれた内容ではありません。

遅れの取り戻し方は、不登校の勉強の遅れにまとめています。

家での学びを学校に伝える仕組みは、出席扱い制度の記事で整理しました。

学校以外の居場所も

  • ✔ 学校以外で過ごせる場所の記事があります

学校以外の居場所は、教育支援センターの記事が参考になります。

時間を選べる学び方もある

  • ✔ オンライン塾や通信教育は、時間帯を選びやすい
  • ✔ 一覧で、目的別に探せます

家で学べる教材は、オンライン塾・通信教育の一覧で探せます。

昼間の過ごし方と仕事の両立は、不登校の子がいるときの仕事の記事も参考になります。

ゲームの時間が気になるときは、不登校でゲームばかりのときの記事で、WHOの基準と相談先を整理しました。

不登校の昼夜逆転に関してよくある質問

昼夜逆転が登校が難しいほど続くときは、早めの相談がすすめられている

スマホは、取り上げたほうがよいですか?

ガイドは、デジタル機器を寝室に持ち込まず、電源を切って別の部屋に置くよう勧めています。取り上げるかどうかは書かれていません。話し合って決める形が現実的です。

休日は、寝だめしてもよいですか?

ガイドは、休日の朝寝坊で午前の日光を浴びにくくなり、リズムが後ろへずれやすいと書いています。休日も同じ時間の起床が勧められています。

小学生でも、昼夜逆転になりますか?

ガイドでは、夜ふかし・朝寝坊になりやすい時期は思春期・青年期と書かれています。小学生についての数字は、ガイドに見当たりません。

昼夜逆転は、いつまで続きますか?

期間の目安は、ガイドに書かれていません。症状が改善しないときは医師に相談する、とあります。

【まとめ】昼夜逆転は、朝の光から始めて、続くなら医師に相談する

最初の一歩は朝の光、睡眠時間の目安を知ること、続くときは医師に相談すること

朝の光、睡眠時間の目安、続くときの相談の3つを、まず覚えておくと動きやすくなります。

当サイトの判断

まず、朝にカーテンを開けて光を入れ、休日も同じ時間に起きることから始めるのがおすすめです。

  • 厚労省のガイドは、登校が難しいほど続くなら早めに医師に相談、と書く
  • 家庭の工夫で改善しないときも、医師に相談する

眠りと並べて、勉強や出席扱いの選び方も知っておくと、安心して整えられます。

お困りごとが続くとき、家で学べる教材という選択肢もあります。出席扱いになるかどうかは、学校と教育委員会の判断です。

\ 家で学べる教材の例 /

公式サイトの案内ページが開きます

さとこ

眠りの話は、責めるより、仕組みを知るほうが気持ちが軽くなりました。

※2026年11月3日に、厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」で確認しました。

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この記事を書いた人

はじめまして、さとこです。中学生と小学生の子を育てています。上の子が朝になると学校へ向かえなくなった時期があり、勉強の遅れや費用のことで、夜遅くまで調べ続けました。このサイトでは、家庭教師・オンライン個別指導・フリースクールなどについて、公式の料金表や規約を読んで分かったことを整理しています。同じように悩んでいる保護者の方の、調べる時間が少しでも短くなればうれしいです。

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