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フリースクールの費用を調べていると出てくる「助成金」。誰が、いくらまで受け取れて、どう申し込むのかを、東京都の公式サイトの内容で確かめて整理しました(確認日は2026年10月4日、令和8年度の制度です)。
助成金は、利用料の負担をやわらげる制度です。
- ✔ 都内在住の不登校の小・中学生の保護者が対象(所得制限なし)
- ✔ 月額の上限は2万円。例えば月3万円の利用料なら、助成2万円・自己負担1万円
- ✔ 令和8年4月分まで遡って申請できる
■フリースクールの助成金は、どんな仕組みか
東京都の公式サイトでは、この助成金は、学校に通うことが難しい子どもが、学校と自宅以外の「第3の居場所」で活動することを支える事業だと説明されています。保護者が負担したフリースクール等の利用料に対して、助成金が支給されます(東京都フリースクール等利用料助成金)。
助成金が届くまで
1
1 申請
保護者が、オンライン(マイページ)か郵送で申請する
2
2 利用料の支払い
フリースクール等に利用料を支払い、領収書を受け取る
3
3 利用状況の報告
四半期ごとに、通所の状況を学校の確認とあわせて報告する
4
4 助成金の支給
審査のうえ、保護者名義の口座へ振り込まれる
対象になる人
公式のよくある質問と事業概要によると、対象は、都内にお住まいの不登校の小・中学生の保護者です。欠席日数の要件や所得制限はありません。次の条件があります。
- 利用料を負担している保護者であること
- 学校と日常的に連絡が取れること
- 子どもが、主に日中(学校の授業時間帯)に通所していること
対象になる施設
施設にも要件があります。公式サイトでは、民間が運営する通所型で、不登校の支援を主な目的としていること、原則として週に1日以上開いていること、学校や教育委員会と連携して、毎月の通所の状況を学校へ報告することなどが挙げられています。放課後等デイサービスや、区市町村が設置した施設は含まれません。所在地は要件ではないため、都外の施設に通う場合も対象になり得ます。
■助成の金額と、対象になる費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成の上限 | 1か月あたり2万円(子ども1人につき) |
| 支給額 | 定額ではなく、上限の範囲で申請した額。実際の支払いが少なければ、その額 |
| 対象になる費用 | 定期的に、または利用のたびに支払う「利用料」 |
| 対象にならない費用 | 入会金、施設運営費・教材費・イベント参加費など利用料とは別に払う料金、通所の交通費 |
東京都「よくある質問」より(令和8年度)。最新の内容は公式サイトでご確認ください
複数のフリースクール等に通っている場合も、子ども1人につき月2万円が上限です。申請額の合計が2万円になるまで、複数の施設分を申請できます。
■助成金の注意点
■具体例:月3万円のフリースクールに通う場合
計算例について
次の例は、東京都の公式サイトの説明にもとづく当サイトの計算例です。実際の支給額は、利用料や申請内容で変わります。
利用料が月3万円(入会金とは別)のフリースクールに通う場合
| 前提 | 都内在住、日中に通所。月額の利用料は3万円、入会金は別に支払い済み |
|---|---|
| 計算 | 助成の上限は2万円。3万円 − 2万円 = 1万円 |
| 結果 | 助成2万円・自己負担1万円(入会金は助成の対象外のため、別にかかる) |
出典:東京都「よくある質問」の例(月3万円なら助成2万円・自己負担1万円)と、対象外費用の説明(2026年10月4日確認)にもとづく
さとこ
■申し込みの進め方
通う施設が対象かを確かめる
施設に、助成の対象施設の条件に当てはまるか、必要な資料(施設の確認書、料金が分かる資料など)を出してもらえるかを聞きます
申請の受付期間を確かめる
令和8年度の申請受付は、令和8年5月27日から令和9年2月12日までです。令和8年4月分の利用料まで遡って申請できます
オンラインか郵送で申請する
トップページの「マイページ」からオンライン申請ができます。郵送も受け付けています。窓口への持ち込みはできません
領収書を保管し、四半期ごとに報告する
利用料の領収書が必要です。通所の状況は、学校の確認とあわせて、四半期ごとに報告します
支給は、四半期ごとの報告のあとに審査して行われます。たとえば4〜6月分は、8月3日〜8月31日に報告し、9月下旬の支給予定です(申請の流れ)。報告に不備があると、支給が遅れることがあります。助成金は、保護者名義の口座への振り込みのみです。
申請の前に確かめておくと安心なこと
施設の協力
確認書や、料金・活動内容が分かる資料を出してもらえるか
領収書
利用料の内訳が分かる形で出してもらえるか
学校との連絡
通所状況の報告に、学校の確認が要る
お問い合わせ先
公式サイトの事務局(アデコ株式会社):03-6800-8763(9:00〜18:00、日祝を除く)
■フリースクールの費用を知りたい方へ
助成金のあとの負担がいくらになるかは、団体の月額と入会金で変わります。当サイトでは、団体ごとの費用を、公式情報で整理しています。
- フリースクールの費用を比較:明光・学研WILL学園・東京シューレなど6団体の月額と入会金を並べています
- 東京シューレ・かなめのもりのがっこうなど、団体ごとのくわしい記事
- 教育支援センターとは:教育委員会などが設ける公的な居場所です
- 不登校の出席扱い制度とは:学校外で学んだ日を出席として扱う仕組みです
■関連する言葉
あわせて知っておきたい言葉
| 利用料 | フリースクール等に通うために、定期的に、または利用のたびに支払う料金。入会金や教材費は含まれない |
|---|---|
| 通所型施設 | 子どもが実際に通って活動する施設。オンラインのみの施設は含まれない |
| 第3の居場所 | 学校と自宅以外の、子どもが過ごせる場所 |
| 交付申請 | 助成金を受け取るための、最初の申請 |
| 利用状況報告 | 通所の状況を、四半期ごとに報告する手続き |
■フリースクールの助成金に関するQ&A
Q. 助成金は、どこでも受けられますか?
A. 東京都の制度は、都内在住の方が対象です。ほかの自治体の制度の有無や条件は、お住まいの自治体や教育委員会でご確認ください。
Q. 所得制限はありますか?
A. 東京都の令和8年度の制度では、所得制限はありません。
Q. 月に2万円が定額でもらえますか?
A. いいえ。1か月あたり2万円を上限に、申請した額が支給されます。実際の支払いが少なければ、その額です。
Q. 入会金も助成されますか?
A. 対象外です。施設運営費・教材費・イベント参加費・交通費も対象になりません。
Q. オンラインのフリースクールは対象ですか?
A. オンラインのみの活動は対象外です。通所を前提に、補助的にオンラインを併用するコースは対象になります。
Q. 都外のフリースクールに通っています。対象ですか?
A. 施設の所在地は要件ではありません。ほかの要件を満たしていれば、対象になり得ます。
■【まとめ】助成金は、利用料の負担をやわらげる制度です
東京都のフリースクール等利用料助成金は、都内在住の不登校の小・中学生の保護者が、月額上限2万円の助成を受けられる制度です。所得制限はなく、申請が必要です。入会金や交通費は対象外で、オンラインのみの利用や夜間・休日のみの通所も対象になりません。
まず小さくできる一歩は、気になるフリースクールに、助成金の対象施設かどうかと、申請に必要な資料を出してもらえるかを聞いてみることです。それが分かれば、実際の負担の見通しが立てやすくなります。
大阪のフリースクールの費用と塾代助成は、フリースクールみなもの記事にまとめています。
民間のフリースクールを探すときの選択肢として、明光フリースクールがあります。明光義塾のグループがつくる小中学生向けのフリースクールで、開校時間のどの時間に来てもよいと案内されています。詳しくは明光フリースクールの記事にまとめています。
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比べる フリースクールの費用を比較 › 助成を使った場合の負担を、団体ごとに並べて比べられます 別の道 通信制高校の学費を比較 › 学校に通いながら学ぶ、という選び方もあります 次の疑問 不登校の出席扱い制度とは › 学校外で学んだ日が、出席として扱われる場合があります※この記事の内容は、2026年10月4日に東京都フリースクール等利用料助成金の公式サイト(事業概要・申請の流れ・よくある質問)で確認したものです。制度の内容や申請期間は変わることがあります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
