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就学支援金とは?2026年度から所得制限なし、私立通信制はいくら?対象外の費用も

私立の通信制はいくら?定額制 年337,200円単位制 1単位13,668円

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読者

通信制高校を考えています。就学支援金で、学費はどこまで減るのでしょうか。

さとこ

2026年度の制度を、文部科学省の資料と通知の原文で確かめました。

この記事でわかること
  • 2026年度から所得制限がなくなり、何が変わったか
  • 私立の通信制は定額制で年337,200円、単位制は1単位13,668円
  • サポート校の費用など、支援金が充てられないお金
  • 申請した月から、など手続きの落とし穴

\ 支援金を引いた後の額を比べる /

N高・クラークなど5校

目次

就学支援金とは?2026年度から何が変わった?

私立の通信制高校(定額制)の上限は、2025年度は年収の目安で297,000円・118,800円・臨時支援金の118,800円に分かれ、2026年度からは年収に関わらず337,200円

高等学校等就学支援金こうとうがっこうとうしゅうがくしえんきん

高校などの授業料に充てるために、国と都道府県が出すお金のことです。

返済は不要です。いわゆる「高校無償化」の、授業料を支える制度です。

2026年4月1日から改正法が施行され、保護者の収入を問わない制度になりました。

私立通信制・定額制の上限2025年度 → 2026年度
年収の目安590万円未満297,000円 → 337,200円
590万〜910万円未満118,800円 → 337,200円
910万円以上118,800円※ → 337,200円

文部科学省「新制度の概要」の【参考】令和2〜7年度の限度額と、令和7年度版リーフレットより(2026年10月28日確認)。※は2025年度限りの「高校生等臨時支援金」(国公私立共通の基準額・上限)で、2024年度までは対象外でした。

年収の目安590万〜910万円の世帯では、上限が年218,400円上がった計算です。

私立の通信制高校はいくらまで?定額制と単位制で決まり方が違う

2026年度の上限は公立の通信制が年6,240円、私立の通信制は定額制で年337,200円、単位制で1単位13,668円
学校上限(2026年度)
公立・全日制年118,800円
公立・通信制年6,240円(月520円)/単位制は1単位336円
私立・全日制年457,200円
私立・通信制(定額制)年337,200円(月28,100円)
私立・通信制(単位制)1単位13,668円

文部科学省の資料と改正の施行通知より(2026年10月28日確認)。

よく見る「年337,200円」は、授業料を月や年で決める学校の上限です。

単位制は、履修した単位の数で上限が決まります

単位制の私立通信制では、1単位13,668円で年25単位なら341,700円、年30単位なら410,040円が上限の計算
履修する単位支援の上限(当サイトの計算)
年20単位273,360円
年25単位341,700円
年30単位(年の上限)410,040円
通算74単位(上限)1,011,432円

1単位13,668円で計算。通信制の単位制は年30単位・通算74単位までのため、通算の上限は1,011,432円です。授業料が1単位13,668円より安い学校では、授業料の分までです。

支給の期間は、通信制は原則48ヶ月で、全日制の36ヶ月より長く取られています。

N高やクラークの授業料は、支援金でどこまで減る?

N高・鹿島学園・代々木高校は授業料が支援金の上限の中に収まり、クラーク池袋は授業料のうち年72,800円が残る計算
学校(授業料)支援金を充てた後
N高(1単位12,000円)授業料は上限の中
鹿島学園(1単位12,000円)授業料は上限の中
代々木高校(年300,000円)授業料は上限の中
クラーク池袋(年410,000円)年72,800円が残る

各校の学費ページ(2026年10月24日確認)に当てはめた当サイトの計算です。単位制は年30単位・通算74単位までです。

クラーク記念国際高等学校(池袋キャンパス・オンライン通学)の場合

前提授業料は年410,000円(2027年度新入生募集要項)
計算410,000円 − 337,200円 = 72,800円
結果授業料のうち年72,800円を家庭が払う。入学金・施設設備費は別

出典:クラークの募集要項と文部科学省の資料の上限(2026年10月28日確認)を使った当サイトの計算

支援金の範囲が分かると、学校を同じ物差しで比べられます。

  • ✔ 授業料が上限の中に収まる学校なら、残るのは授業料以外の費用です
  • ✔ 学校ごとの残る額は、5校の比較でまとめて見られます

3年間の総額は通信制高校5校の学費比較、内訳はN高の学費やクラークの学費で整理しています。

サポート校の費用や施設費も対象?支援金が充てられないお金

サポート校の費用、入学金や施設設備費、上限や単位数を超えた授業料には、就学支援金は充てられない

就学支援金が充てられないお金

  • △ サポート校(サポート施設)の費用。通信制高校の授業料だけが対象です
  • △ 入学金・施設設備費・教材費など、授業料以外の費用
  • △ 授業料のうち、上限を超えた分
  • △ 単位制で、年30単位・通算74単位を超えて履修した分
  • △ 3年(定時制・通信制は4年)を超えて在学した期間

文部科学省のQ&A・新制度の概要より(2026年10月28日確認)。

通信制高校とサポート校を一緒に使うと、サポート校の分はまるごと家庭の負担です。

サポート校の費用の例は、学研WILL学園の費用で紹介しています。

授業料以外は?奨学給付金の通信制の額と年収の目安

通信制の奨学給付金は、住民税非課税の世帯で私立52,100円、年収の目安380万〜490万円で私立13,030円
年収の目安私立・通信制(年額)
約270万円未満(住民税非課税)52,100円
約270万〜380万円17,370円
約380万〜490万円13,030円

文部科学省の奨学給付金リーフレットより。国公立は50,500円・16,830円・12,630円。生活保護世帯は国公立32,300円・私立52,600円。年収は、親の一方が働く4人世帯(高校生1人・中学生1人)の目安です(2026年10月28日確認)。

教科書費や教材費など、授業料以外の教育費を支える返還不要の給付金です。

年収の目安270万〜490万円の世帯は、2026年度から対象に加わりました。

就学支援金とは別に、お住まいの都道府県か学校へ申し込みます。

申請はいつ?忘れたら?お金は学校に入る?

学校から届くIDでe-Shienから申請し、都道府県が認定すると、学校が受け取って授業料に充てる。支給は原則、申請した月から
手続きで気をつけたいこと
  • 申請しないと受け取れない。学校から配られるIDでe-Shienから申請する
  • 支給は原則、申し込んだ月から。遅れそうなら学校か都道府県へ相談
  • 保護者には振り込まれない。学校が受け取り、授業料に充てる
  • 先に授業料を全額払い、後から差額が戻る学校もある

文部科学省のQ&A(Q9・Q11・Q12)・2026年度のリーフレット・2025年度のリーフレットより(2026年10月28日確認)。

申請の時期と書類は、都道府県や学校によって違います。

2025年度のリーフレットでは、新入生は入学時の4月などに学校から案内があるとされていました。

経済的に難しい家庭は、授業料の徴収の猶予を使える場合があります。

さとこ

入学前の説明会で、支援金を先に引く学校かどうかを聞いておくと安心です。

転学や休学をしたら?支給期間48ヶ月の数え方

全日制に20ヶ月在学して通信制へ移ると、通信制での支給は22ヶ月分になる
場面扱い
全日制から通信制へ全日制の在学月数×4/3を48ヶ月から引く(20ヶ月なら22ヶ月分)
休学するとき休学中に授業料がかからない場合、支給停止の申出を学校に出すと、その間は期間を数えない
中退して学び直す支給期間を過ぎても、卒業まで最長2年支援

文部科学省のQ&A(Q14〜Q16)・学び直し支援の資料より(2026年10月28日確認)。

休学で申出をしないと、その月も支給期間に数えられます。

学び方の違いは、通信制高校とはでまとめています。

就学支援金に関してよくある質問

就学支援金は国の制度なので、別の都道府県の学校に通っても対象になる

別の都道府県の学校に通っても対象ですか?

対象です。国の制度のためです。都道府県独自の上乗せの支援は、要件が別にあります。

修学支援金と就学支援金は同じですか?

文部科学省のページ名が「高校生等への修学支援」で、その中の授業料の制度が「高等学校等就学支援金」です。

奨学金と一緒に受け取れますか?

原則、両方受け取れます。民間の奨学金は併給を認めない場合があるため、要綱で確かめます。

日本国籍でない場合は?

在留資格などの要件があります。対象外でも、在留資格「留学」の新入生を除き、年収などの要件を満たせば旧制度と同じ水準の支援があります。

2025年度の「臨時支援金」とは?

年収約910万円以上の世帯に、2025年度限りで年118,800円(国公私立共通の基準額・上限)を出した制度です。2026年度からは所得制限がなくなりました。

【まとめ】学校に聞くのは「授業料の決め方」と「授業料以外の費用」

通いたい学校には、授業料の決め方と金額、授業料以外の費用、支援金の引き方、申請の時期を聞いておく

2026年度から、就学支援金は年収に関わらず受け取れる制度になりました。

当サイトの判断

通信制高校の学費は、支援金を引いた授業料と、授業料以外の費用を分けて比べるのがおすすめです。

  • 支援金が届くのは授業料だけで、サポート校や施設費は外になる
  • 授業料の決め方が分かれば、残る額を家庭で計算できる

受け取れる額は学校と都道府県の案内で決まります。必ず学校に確かめてください。

さとこ

費用の見通しが立つと、お子さんに合う学校を落ち着いて選べると思います。

通う場所のある学院を探すときの選択肢として、明光義塾高等学院があります。さくら国際高等学校の高田馬場キャンパスとして、通信制高校の卒業を目指して学ぶ学院で、学費は資料と個別相談で案内されます。授業料以外の費用は、資料と相談でお確かめください。詳しくは明光義塾高等学院の記事にまとめています。

\ 学費は、資料と個別相談で案内されます /

住所を入れなければ、資料はデータで届きます

※記事内の情報は、2026年10月28日に文部科学省「高校生等への修学支援」・新制度の概要・改正の施行通知・Q&A・リーフレットで確認した、2026年度(令和8年度)の制度です。学校の授業料は各校の学費ページ(2026年10月24日確認)によります。運用は都道府県や学校で異なるため、最新の内容は在籍(予定)の学校でご確認ください。

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この記事を書いた人

はじめまして、さとこです。中学生と小学生の子を育てています。上の子が朝になると学校へ向かえなくなった時期があり、勉強の遅れや費用のことで、夜遅くまで調べ続けました。このサイトでは、家庭教師・オンライン個別指導・フリースクールなどについて、公式の料金表や規約を読んで分かったことを整理しています。同じように悩んでいる保護者の方の、調べる時間が少しでも短くなればうれしいです。

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